<脳卒中の分類>
①頭蓋内出血(くも膜下出血・脳内出血)
②脳梗塞(脳塞栓・脳血栓)
<解説・概要>
・加齢とともに動脈硬化が起き始め、血管がもろくなったり、破れやすくなる
・動脈硬化とは、血管の内側にコレステロールが沈着し、血管が厚く硬くなってしまった状態
・進行すると硬化部分に沈着物がたまり、血管の内腔が狭くなる
・重い脳卒中は命にかかわる病気で、治っても麻痺などの障害がのこる場合もある
・40歳を超えると注意が必要である。
<対策>
・40を超えると老化現象が始まるため、自己管理が大切である
・食事の管理(暴飲暴食をしない)
・運動不足、肥満、ストレスの解消を日頃から心掛ける
・便秘をしないこと(便秘をすると腸のなかに有害なものがたまり血管が詰まりやすくなる)
<高血圧>
(なぜ血管に圧力が必要か)
・液体は重力によって上から下へさがるので圧力がなければ脳や全身に血液がいきわたらなくなる
・血圧の正常基準は上が140mmHg以下、下が90mmHg以下(出版当時の値)
(塩分不足について)
・通常の食事だけでは塩分が不足しているため補うことが必要
・運動や労働で発汗が激しい場合、1日40g塩分が出ていき脱力感や疲労感がひどくなる
・副腎皮質ホルモンに障害が起き、運動n必要な血圧が保てなくなる
・下痢、嘔吐で消化液が大量に失われたとき、多量の塩分も減り倦怠感なり、筋力が低下する
・お年寄りは食塩保持力が弱く、不足すると脱水状態となり、血液が濃く粘り、朝起きる元気もなくなり、意欲低下を招く
・病気の予防は個人の責任において行うものであり、その基盤は長年かけて作られていく
・今症状がないから大丈夫と慢心することなくライフスタイルを改善しそれを継続することが肝心である