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東洋医学の本を要約してみた②

「風を引いたら」

・古ショウガを1㎝位の厚さにスライスして、手首の脈のところにのせる。(テープで固定)

24時間喉に違和感がしたり、咳が出るときは3~4時間つける。

身体の芯から温まり、疲れだるさがとれる

・古ショウガ20gをきざんで300ccの水に入れ150ccになるまで煮詰める。

熱いうちに氷砂糖2~3個いれ熱いうちに飲む

咳が出るときはレモン汁を一緒に入れる

毎日飲んでもよい

「咳がひどいとき」

・部屋を暖かくして上半身を脱いで、背骨の中心から

大人 指三本のところを30回

子供 指二本半のところを20回

湯呑の口が広いほうで肩から腰までこする

毛細血管を浮き上がらせ、炭酸ガスをだして咳をやわらげる

「のど・セキ・気管支の悪い人」

・ラン(シンピジューム)の葉、7~8枚を300ccの水に入れ150ccまで煮詰めて飲む

「扁桃腺のハレに」

・大根の皮をむき1センチに切って天然塩をつけて噛みながら唾液でながすと熱が早めにひく

ハレているときは1時間位噛み唾液で溶かすと扁桃腺が白くなってハレがひく

「熱38度以上を下げるには」

・月下美人の葉を

大人 葉15㎝1枚をちいさくちぎり、ぬるま湯100ccと一緒にミキサーにかけ飲む

小学生 葉半分 50cc 同上  +シロップ

「頭痛・頭が重い時」

①カタバミを50本抜く

②きれいに洗う

③天然塩を少しふり軽くもむ

④よく噛んで食べる

・カタバミは天然のナトリウムを多く含み頭痛なとに効果

「みかんの種」

・カゼの時

・疲れた時

「カゼの時」

ミカンの種7~8gと古ショウガ10gを皮のままスライスして300ccのみずを150ccまで煮詰める。熱いうちに氷砂糖を入れ熱いうちに飲む

咳が出るときはレモン汁を入れる

「疲れた時」

ミカンの種を5~6個間でだべる

種は実より栄養があり、免疫の役割を果たす

「便秘・カゼ・疲労回復・ニコチンを流す」

柑橘類(ゆず・ダイダイ・カボス・レモン等)を皮のままスライスして400ccのみずを300ccまで煮詰めて、氷砂糖2~3個入れて飲む

「声帯」

万年松(若松)10gを300ccの水に入れて150ccまで煮詰めて、氷砂糖2~3個入れて1日1回飲む

「痛み(ねんざ・ギックリ腰・肩こり・スジの痛み)等」

「炎症(腱鞘炎・ねんざ)」

「虫刺され・皮膚がかぶれた時」

①日本酒1升(焼酎可)に古ショウガ300gを皮のままスライスして一緒に瓶にいれ漬け込む

②その瓶を土の中に1か月埋める

③1か月後取り出し小口の瓶に移し使う

使い方

①心臓より外に向かってすりこむ

肩→手先 足は上から足先

②1日に何回もつける

③ねんざ等はケガしてすぐつける

「便秘の方」

ザボン半分実だけをミキサーに入れその中に塩を小さじ3分の1入れかき混ぜる

これを朝1回飲む。出にくい時は、夜もう1杯

ザボンがない時はパイナップルで。

パイナップルの芯はよく噛んで食べると繊維質が多く良い

「神経質・寝つきが悪い」

①孟宗竹の外側の緑の部分を包丁落とす

②竹の中の白いところを薄くそいで10gきざむ

③300ccの水に入れ150ccまで煮詰め飲む

10日ほどで効果がでてくる

「花粉症」

血液中の血しょうがおおくて、血が薄いので花粉症はすぐにはよくならない

レモンやゆずをきざんで水あめと一緒に飲むと少しずつ改善される

「ズバナ」

・血尿の多い人

・腎臓の濾過機能が鈍く、尿の出が悪い人

作り方

①ズバナ30本茎の所をちいさく3㎝位に切る

②①を600ccの水に入れ、300ccになるまで煮詰める

③その煮汁を2日間飲む

・ズバナの白い根っこは風疹に効果あり

※参

根っこ50gを400ccの水から150ccまで煮詰めて飲む 

1日1回 その都度作って飲む

「ヘチマ」

・女性の出血の場合

古いヘチマを5㎝焼いて粉末にし、お酒盃1杯と一緒に1日1杯飲む

2回でほぼ出血が止まる

注意・漂白したヘチマはダメ

「葛」

・胃がもたれて食欲のない方

・腸が弱く、よく下痢をする方

・血便

・便秘

葛10g大さじ1杯を100ccのぬるま湯に溶かして飲む

葛には粘膜を作る作用がある

「水虫で困っている方」

①石カイ15gと木炭15gを粉末にする

②洗面器に少し熱めのお湯を入れる

③その中に足を1日3~4回つける

1か月位続けると効果あり

洗面器の中はそのままでその都度温めて使う

「噛むことの大切さ」

・噛むことは消化を助けるだけではなく、ボケ防止や老化防止につながる

・アゴを動かすとアゴの横のスジが柔らかくなり、血液の酸素の通りがよくなる

・嚙むことで腹八分目で満足感がえられ過食を防ぎダイエットにもつながる

「タバコを吸うなら味噌汁を」

・ニコチンをみそは流す

・みそは発酵しているため低分子。だから吸収が良く作用が早い

「あずき」

・初期の糖尿やむくみ

・肥満に効果

作り方

小豆20gを600ccのみずにいれて300ccになるまで煮詰めて煮汁を毎日飲む

「塩湯」

・よく喉が渇く

・胃が重苦しくなる

・肩がこる

・女性は尿のでがにぶる

・吐き気た軽い立ちくらみ

・目がショボショボする

作り方

①200ccのコップに2gの天然塩をいれる

②コップの半分までポットのお湯を入れて天然塩が溶けるまで混ぜる

③残りの半分に水を足して飲む

1週間から10日くらい続けてのむと身体がしっかりする

塩湯が辛い時は1週間に1回飲む

「どくだみ茶」

①花の咲く時期にどくだみ草を根からとる

②塩水(天然塩)を使ってよく洗う(葉のうらの蜘蛛の巣を落とすため)

③洗ったらよくふって水を切る

④1㎝位の大きさに切る

⑤ねばねばがでるまで手でもむ

⑥4~5日間天日干しにする

⑦普通のお茶みたいになるので煎じる必要なし

毛細血管の老化防止、便秘、解毒作用

※参照 健康の知恵

考察

これらの文章から数十年前までは自然のものを使って工夫して様々な疾病や健康への対策をしていた事がわかります。現代社会では便利を追求するがゆえに大切なものを失っていってるのかもしれません。

食の安全性、薬の安全性、運動不足、ストレス社会、など様々なことが不安視されます。

我々、柔道整復師・鍼灸師は手技療法であり、古代から行ってきた自然療法を引き継ぐものであると考えますので地域の皆様のお役に立てるよう頑張っていかなければならないと感じます。